先週の米株は上昇しました。VIXは20.7に下落です。
値動きが激しいです。特にダウは驚くような上昇をみせています。メジャーSQ絡みの突発的な値動きは今回、ダウに関しては上に働いたようです。一方、10年債利回りは1.62と高値を更新しMOVEも高止まりしています。ここから更に上に行く可能性も十分あって、その時のグロース株への悪影響が心配です。
以下のツイートからみずほ総研のレポートを興味深く読みました。
ご紹介ありがとうございます。門間さん、さすがですね。いまの、そして未来の金融政策論が頭の中で整理され、知的好奇心が刺激されました。
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) 2021年3月9日
私の理解できた範囲で言えば、FRBの金融政策変更(緩和解除、利上げ)を心配する必要は当分無いということです。FRBは「完全雇用と物価安定」を金融緩和解除の条件にしていますが、経済指標の数値は毎期ブレるものであり数値が「安定した」とハッキリ言えるようになるには相当な時間がかかります。FRBは辛抱強くその安定を待った上で緩和解除を行い、利上げとなると更にその後になるのでゼロ金利はまだ当分続くという理解です。レポート内の「下方向の失敗は絶対許されない」という文言が印象的でした。
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このブログでは米国株オプションを使った資産運用を実践しています。マイナーなオプションという金融商品を使い、ストレスの少ない取引で月平均1%の利益が目標です。
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先週(2021/3/8~3/12)の取引です。
実現損益
■オプション
銘柄 | 実現損益($) |
---|---|
B Mar12 60 Put | 172 |
G Mar12 61 Put | 236 |
M Mar12 205 Put | 185 |
先週は$593の利益でした(手数料別)。
プット3銘柄が利益化しました。全てグロース株ではありませんが金利影響が下方向に出るかもしれないという思いから、ある程度利益が乗ったところで早期に決済しました。
保有銘柄
■オプション(売建)
銘柄 | 評価損益($) |
---|---|
A Mar19 113 Put | 142 |
I Mar19 129 Call | -168 |
RPRX Mar19 40 Put | 100 |
T Mar19 160 Put | 220 |
■株式(買建)
銘柄 | 評価損益($) |
---|---|
A | -412 |
E | -453 |
I | -278 |
Z | -7,641 |
RPRX ($43x300) | 1,176 |
VIH ($16.5x300) | -549 |
含み損は現状$-7,863です。含み損は先週から半減しました。
保有中のI株が急上昇してきました。建値まであと1.4ドルです。カバードコールを組んでいるので来週コール決済できるかもしれません。楽しみです。
グロース株のA株、Z株は上値が重いです。調整がいつまで続くのか分かりませんが今は待つしかありません。上昇に転じた後のスピードも速いと思うので、建値より下のコールを売るのも怖いです。
資産状況
2021/3/13時点の資産状況と前週の状況です。
流動性資産価値は30,160,784円です。
ドル高が凄い勢いで進んでいますね。そのおかげもあって資産状況は先週から大幅回復しています。
I株の配当が入金され、受取予定配当金から現金に数値が移動しました。
今週は以上です。